延世大学語学堂初日のレベルわけ試験について

延世大学語学堂

ドキドキの初登校、デスゲームさながらの緊張感を添えて・・・

語学堂のレベルわけ試験が6月3日9時30分から行われるらしい・・・

日本人は語学堂の中講堂103号室という場所に集合とのこと

緊張で眠れなかったが、僕は早起きをしたそして指定された場所に行ってみるとそこには・・・

日本人がざっと100人くらいいるではないか!!!

なるほど日本人だけ中講堂というそこそこ広い教室に集められたのも納得がいった、そして英語圏とその他の地域がひとつの教室、中国語圏と日本語圏がひとつのづつ教室に振り分けられているのをみると、日本語圏と中国語圏の生徒数を察することができた

しかし日本人が多いにも関わらず、自分と同じ男性は全体の1割ほどしかいなかった

「本当にやっていけるか?」

束の間の時間、不安感に襲われたがそうこうしてるうちに先生の説明が始まった

「今から試験を受けるための教室に向かってもらうのですが、紙を渡すのでそこに書いてある教室に行って試験を受けてください、試験を受けない方だけ今いる教室に残ってください(受けなければ強制的に1級スタートになる)では、みなさん移動をお願いします!」

かなり簡単な説明を受けたあと、中講堂の出口で小さな紙を受け取る(イカゲームでパンやゆで卵の中に小さな紙を仕込んで次のゲーム内容を知らせるみたいなシーンがあったと思うのですが、そのイメージ)

イカゲームはもちろん

カイジ

神さまの言うとおり

今際の国のアリス

バトル・ロワイアル

などなど、ありとあらゆるデスゲーム作品を観たオタクの僕からすると簡素なルール説明、ひとつの場所に集められたプレイヤーがゲームマスターの指示によってよくわからないまま別の場所に集められる

もはやデスゲームの開始合図としか思えなかった

ついに試験本番!

「とうとう試験が始まるのか、今まで日本で勉強してきたことがどのくらい評価されるのか楽しみでもあり不安だな」そんなことを考えていたら指定された3階の教室へとたどり着いた

そこに集められたのは13人ほど、さっきまで日本人が多いことに驚いていたけど、さっきとは教室の雰囲気ががらりと変わっていろんな国の方々が集まっていてかなりインターナショナルな感じ?おそらく日本人は自分含めて2人しかいなさそう、このときの時間は(たしか)9時50分ごろ

そして先生から試験の説明「ペーパー試験とマラギ試験を受けてもらうのですが、ペーパー試験の途中でマラギ試験を隣の教室でひとりづつ受けてもらいます。マラギ試験から戻ったらペーパー試験の続きを解いてください」

要はこういう流れみたいだ

ペーパー試験を解く

途中、隣の教室でマラギ試験を行う

終わったら元の教室に戻り自分の後ろに座ってる人にマラギ試験の教室に移動するように伝えた後、ペーパー試験の続きを解く

終了時間は(たしか)11時10分、マラギ試験の時間を差し引いたら、ペーパー試験に費やせる時間は70分ほど?、これが少ないのか長いのかもわからなく不安感がいっぱいのまま試験開始の合図を迎えた

そして試験本番

まずは敵を知るため、問題に一通り目を通す

問題番号は1番〜113番、先生の話だと後ろにいけばいくほど問題が難しくなるらしい、しかも後ろの3問は作文の問題もあり(最後の問題はTOPIKの54番を少し短めで書かせるくらいの難易度)そのうえ短い制限時間、このとき僕は全てを察した・・・

「無理じゃん!」

もう一度言う

「無理じゃん!!!」

とりあえず問題に差しかかる、最初の問題は椅子のイラストが書いてあってそれを意味する単語を4択の中から選ぶというもの、確かに最初は簡単だ(TOPIK1級やハン検5級に類似問題があった気がする、なんなら全体的な問題の傾向はTOPIKに近いと思う)

20問目〜30問目に差しかかったとき少し流れが変わった・・・

「なるほど、初級から中級に入ったあたりだろうか少し問題が難しくなったな」

集中して問題を解いていたらマラギ試験の番が回ってきた

「隣の教室に移動しネイティブの先生と1対1でマラギの試験、なんだか緊張するな・・・」

まずは簡単に名前や出身地などの自己紹介を終えた後、インタビュー形式の質問へ

「あなたが友達と会話をしていて、別の友達から聞いた話を伝えたいシチュエーションになった場合どのように表現しますか?」

なるほど、これは間接話法を問われてるのか

「あなたの友達が風邪にかかったとき、友達がご飯を食べるのをあなたが手伝う様子を韓国語でどのように表現しますか?」

そしてこれは、使役の表現を使えばいいのか

間接話法は初級の最後の方で、使役は中級で勉強する内容だったよな・・・

この瞬間僕は延世大学語学堂のレベルの高さを察することができた、ペーパー試験もマラギ試験も最初は簡単で徐々に問題が難しくなるような形式、そしてどの先生がマラギ試験を担当しても評価にズレが生じないように徹底された体系化かつマニュアル化、間接話法や使役など重要かつ学生がつまずきそうなところをピンポイントで問う点などなど

まだ授業は受けてないけど、クラスわけ試験の段階で延世大学語学堂の韓国語教育に対する歴史、いい意味でのプライドの高さを垣間見ることができて勝手に感動した

そして肝心の試験は、使役の次の質問が聞き取ることすらできなくて「わかりません」と答えたところで強制的にマラギ試験が終了、元の教室に戻ってペーパー試験の続きを解くように指示を受けた

マラギ試験の時間は10分間ほどだった

元の教室に戻り、ペーパー試験を解いていたらここで重要なことに気がついた

「その人ごとにマラギ試験の時間が違う」

5分ほどで元の教室に戻ってくる人から、1〜2分で戻ってくる人まで

おそらく質問がわからなかった時点で元の教室に戻ってペーパー試験を解くようにガイダンスされるのだろう、その中で何個か質問に答えて10分ほど試験を受けていたことに対しては好感触だった

そしてペーパー試験は60問目くらいから中級の後半に差しかかったようで自分にとっては急に難しくなり、結局113問中70問ほど解いたところでタイムアップを迎えてしまった・・・

緊張の結果発表!

後日結果が発表されて、なんと4級からのスタート!!!

自分のレベル的に3級くらいかなと思っていたので大満足!!!

ペーパー試験が113問中70問ほど、マラギ試験が自己紹介と質問を3つほど答えた自分が4級スタートなので、この記事が2024年の冬学期以降に延世大学語学堂のクラスわけ試験を受ける方の参考になればいいなと思いながら書きました!

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그럼 안녕!!

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